パイエルヌのスイス空軍博物館に「ブレゲ・スペース」がオープン
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5月1日金曜日、パイエルヌにあるスイス空軍博物館に、航空機のメンテナンスについて紹介する新たなスペースがオープンしました。2014年から始まった同博物館の拡張をブレゲが支援したことから、ブレゲと航空業界の歴史にフォーカスした「ブレゲ・スペース」も誕生しました。
ブレゲは、世界の航空機産業のパイオニアの1人であるルイ・ブレゲ(1880-1995)によって、航空業界と深い関係があります。時計愛好家であり航空技術者だったルイ・ブレゲは、彼の祖父が創業したブレゲに多くの計時装置を注文し、彼の作るコックピットに装備していました。1952年に彼が手にしたのは、特殊な「フライバック」機能を搭載した最初のスティール製クロノグラフのひとつで、これは後にタイプXXとして知られるようになります。
「ブレゲ・スペース」のショーケースには、50年代の伝説のクロノグラフにインスピレーションを得た現代的なタイプXX、XXI、XXIIモデルに加え、オリジナルのダッシュボード クロノグラフが展示され、ほかにも博物館の様々な場所に、壁時計のタイプXXIIが飾られています。